サンプル日記

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2012年 01月 03日

新年!

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

サンプルは今年もおそらく地味に活動を続けていくでしょう。
とは言っても、いわゆる普通の公演形態のみならず
様々なアプローチで皆様にタッチしたいと思います。

「人間」というジャンルがあるとしたら
その中にはあらゆる言葉の意味(例えば「愛」とか「運命」とか)が
ぎゅうぎゅうに押し込めてあって
しかも手垢にまみれている感じがする。
「無意味」という意味も同じく。

なので「人間のふり」というジャンルを再設定して
そこでの「愛」とか「運命」について
考えてみたいというのが多分僕の欲望の中心だろう。
「人間のふり」という「演技」をデフォルトにして
一体今まで私たちがどんなふうに振るまってきたかを考えるのはそんなに無駄じゃないと思う。
ここでは「無意味」ではなく「意味ありげ」という言葉が輝くかもしれない。

ややこしく聞こえたらごめんなさい。
つまり、生きることと演技することは同じだという
古くから言われていることの再検証です。

さて、今年の活動について
サンプルと個人の活動をいっしょくたにして書きます。

まずは2月17日からの『女王の器』があります。
こちらは今稽古中です。
女王とか器について考えていたら、
アイドルとか乗り物とかスペアのことを思い浮かべた。

それで、ちょうどユリイカの武富健治特集の原稿の話が来て
鈴木先生って「乗り物」的だよなあと思って
「<私>を乗りこなす免許」という文章を寄稿しました。
武富さんはベケットやハイナー・ミュラーも研究していたらしく、
本当はその辺にも触れることができればいいんでしょうが
ちょっと専門外なので無理でした。
ただ武富さんというか、鈴木先生における
「役割」と「演劇」という観点には触れていますので
是非読んでみてください。

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あと、ラジオドラマも川崎で作りました。
これは1月13日から配信されると思います。
岸田國士の『カライ博士の臨終』をラジオドラマにしました。
いつものサンプルのメンバーや羽場さん、猪股さんに加えて、
藤一平さん、青年団の志賀廣太郎さん、山内健司さん、など
僕が今までお仕事(演出をするという意味で。俳優では共演してたりもするので)を
したことない人たちも参加しています(川面さんというインパクト大の人もいます)。
生と死の境というか、
人→動物→モノ(極端に言えば)のグラデーションが丁寧に書かれた戯曲です。
「死」を受容するのは一体誰なのか?という話でもあるかな。
自分で言うのもなんですが出来のクオリティは高いと思います。
是非聞いて欲しいです。

それから1月10日から日テレで始まる「ティーンコート」というドラマの
第七話の脚本を書きました。
剛力彩芽さんが主演の十代らによる公開裁判の話です。
僕の回はほぼ法廷のみの話です。
初めての映像脚本なので
どう書いていいかわからず、
途中頭が真っ白になったりしながら書きました。
ご覧ください。

それと、4月からは『自慢の息子』再演全国ツアー。
名古屋、三重、京都、北九州、東京、札幌と
6カ所をまわります。
劇場の空間に合わせて
作品が変化するように作るつもりです。
初めての方はもちろん、一度観た方でも楽しめると思います。

それ以外にも今年はいくつか企画を起ち上げようと考えています。
ご期待ください。
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by shu-mats | 2012-01-03 00:23


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