サンプル日記

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2012年 03月 01日

『女王の器』終了!

『女王の器』は無事終了しました。
ご来場くださった皆様、
どうもありがとうございました。

この作品は『カロリーの消費』で旗揚げしてからの
集大成的なものとなった気がします。

青年団自主企画の時には
わりときっちりと「物語」を描こうとしていたのですが
『カロリーの消費』からは「物語」の
様々な可能性を試みようと、
切断したり、重ねたり、ずらしたり
していたように思います。
それでも、何とか一つの形になるようなものをつくりたかったのです。

しかも、「空間」の特性を活かすことで、「物語」が「空間」に引っ張られながらも、
「物語」であろうとして、求心力を発揮するような形にならないかなあと。
「空間」の説得力に負けて、あるいは触発されて、
「物語」を書き換えることもしょっちゅうでした。
ちょっと理屈っぽいですが、「遠心力」に負けずに「求心力」を高めるには?
といつも考えていたような気がします。

『女王の器』は、どう考えてもインチキくさい偶像に
人々が吸い寄せられるさまを描いたつもりです。
宗教的であったり、マスコット的であったり、性的、イケニエ的な
大・中・小の様々なサイズの偶像を取り揃えてみたというか。
あるいは、自分のことがどうも偶像に思えてしまうという人もいたかな。
一見、バラバラな人たちが女王を媒介につながるような話です。

もちろん、違う解釈で捉える人がいても構いません。
何故なら、「物語」が「空間」に引っ張られることで
台本上の意味を越えて、観客に伝わることをのぞんでもいるからです。
でも、それでもなるべく「物語」に収斂させようとしていたのですが。
伝わらない部分も多く、力不足を感じもしました。

でも、ともかく、今までのやり方の集大成であることは確かで、
今後はかなり別のやり方を試みることもできるんじゃないかという
気がしてきました。
まだ明確にはわからないのですが、もう少しシンプルにつくっていきたいです。

解体したり、確率の低い方へ「物語」を転がすのではなく、
可能性にあふれた「空間」を利用するのでもなく、
もっとフレームをかっちり決めてつくってみるのも面白いかもなあ、と。
そうやってつくりながらも、心霊写真のように浮かび上がる
いくつかの存在はやっぱりあって、という形とか。

ながながとかきましたが、これからサンプルは『自慢の息子』全国ツアー越後妻有アートトリエンナーレ2012があります。

これからもまだまだ変身・変態を続けていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。
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# by shu-mats | 2012-03-01 01:30
2012年 01月 25日

『女王の器』ポストパフォーマンストーク決定&越後妻有

『女王の器』ポストパフォーマンストークの
ゲストが決定いたしました!

2月17日(金)19:30 松井周ひとりトーク
2月18日(土)19:00 真利子哲也(映画監督)
2月19日(日)14:30 岩井秀人(ハイバイ)
2月21日(火)19:30 戌井昭人(鉄割アルバトロスケット)
2月22日(水)14:30 武富健治(漫画家)

はっきり言ってかなり豪華なラインナップです。

真利子さんは傑作『イエローキッド』の監督です。
今回出演する岩瀬君はその中でアメコミ漫画家の役で出てます。
大学院の修了制作で作ったとは思えないほどの濃密な作品です。
現実と虚構の捉え方がどこか僕と近いなと
勝手に感じているのです。

岩井君(『ある女』公演中。言わずもがなですがかなり面白いです。盆踊りの音と暗闇の溶け具合がかなり色濃く岩井君の暗さを表してると思った)
とのトークはもうかなり定番だと思いますが
毎回何を言われるかが怖くもあり、楽しみでもあります。

戌井さんとは二回目のトークですが
以前のトークがあまりにも面白くて
またお呼びしてしまいました。
行きつけの普通じゃないスナックの話とか。

武富さんは、ご存知でしょうが
漫画『鈴木先生』の作者です。
ユリイカで『鈴木先生』についての文章を書いたことがきっかけで
こちらから声をかけさせてもらいました。
ハイナー・ミュラー/ザ・ワールド会議にも関わっていたり
新野守広さんと親しかったりと、かなり演劇とも親しんでいたようです。

僕は中野ブロードウェイのタコシェで買った『シャイ子と本の虫』の同人誌版が
武富さんとの最初の出会いなのでかなり感慨深いです。

というわけで、びっくりするほど豪華な顔ぶれです。
チケットはこちらから。

稽古は順調です。
色々と渦巻いているものを
どのようにぶつけるか、つなげるか、切断するかを
考えています。
独りよがりでない磁場というか、引力に
皆さんを巻き込みたい、そんな気持ちです。

是非観に来てください!

それと、もう一つ。
少し先の話ですが
サンプルが大地の芸術 越後妻有アートトリエンナーレ2012に参加することが決定しました!
今までとは違う形での作品作りを模索したいと思っています。
よろしくお願いします。
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# by shu-mats | 2012-01-25 01:51
2012年 01月 19日

公開稽古終了しました!

公開稽古に来てくださった皆様
どうもありがとうございました!

年齢層も幅広く、しかもかなり熱心にご覧いただけたようで
こちらとしてもとても刺激になりました。

稽古は試行錯誤の連続なので
停滞と後退と緩やかな前進が混ざった
不思議な時間が流れるので、それを味わってもらえたかなと。

俳優にとっては、客席に観客がいる状態の空間と時間を味わいながら
稽古を進めることができたのが大きな収穫だったように思う。

ある時間・空間の磁場を作り出しているのは誰(何)か?
ということがあって、それは演出家の采配による部分も大きいけれど、
それだけじゃなく、俳優の仕草やある光や音や衣装の揺れ方やそれらの複合体が
自然と連鎖反応を起こす場合がある。
というか、客席のある場所から見える景色に偶然映り込んだ何かが
そこに座る観客のスイッチを押すことについて考慮しながら
全体の情報量を調節したいと思う。

つまり、稽古ってそれだけで作品になるなと思った。
あの時、観客は観客だけの立場でなく、
もう少し参加者の感覚があったかもしれない。
全体が明かされないことは多分、初めからわかっている。
舞台装置もないし。
そして、稽古の切断と繰り返し。
俳優やスタッフや演出家の行動。
台詞の断片。
そこから、ある人は完成形を推理するだろうし、
ある人はこの時間内での俳優の達成度を見るだろうし、
ノートを取ったりする俳優の態度や演出家のポーズや言葉などから、
この集団の集団制みたいなものを感じようとするかもしれないし、
舞台と客席の地続き感を感じるかもしれないし、
とにかく、完成形は提示されない分、
ある能動性を発揮せざるを得ないわけで
それはとても風通しがいい作品になると思った。
もっともっと客席の客席感がなくてもいいかなとも。

もちろん、全てが分散してしまうことに対する危惧はあって、
これを見せたいという欲求はある。
でも、結婚式の何が面白いって、
分散する時間と集中する時間がモザイク状になってるからだよなと思う。

最近の、式から披露宴までの流れを全部ビデオに撮って
最後の退場の際に、新郎新婦の思い出の写真などと共に、
ダイジェストのようにスクリーンに映して
スタッフロールに参加者全員の名前を流すという演出は
よくできてるなあと思う。

まあ、ちょっとまだまだ色々考えよう。
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# by shu-mats | 2012-01-19 13:18
2012年 01月 18日

ハイバイ『ある女』アフタートーク

今日はハイバイの新作公演『ある女』のアフタートークに出てきます。

年末に岩井君と会ってみて
やたら自分が岩井君を求めていることに気付いた。
そのときは何でかわからなかったけど
きっと、僕に欠けている、というか、時々疲れて諦めてしまう
視点を岩井君が持っていて、そのことにとても安心するから
だと思う。

岩井君は人をものすごく細かく見ようとする姿勢に長けていると思う。
冷たいとも温かいとも言いがたい姿勢。
ものすごく解像度を高くして、スーパースローの感覚で
人を面白がる。
これは優しさだと思う。
で、それは観客にきちんと伝わる。

今日のも楽しみだ。
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# by shu-mats | 2012-01-18 13:21
2012年 01月 10日

岸井さんとトーク

明日は岸井大輔さんとトークをします。
実はかなり楽しみなトークです。
ユースト観てくださいませ。
東京の条件2011準備室1『こどもkichiアフタートークシリーズ』ユースト中継のお知らせ。

江戸川橋・地蔵通り商店街の空き店舗を毎日オープン、子供が自由に遊ぶに任しているだけの「こどもkichi」。http://terakoya-jyunbisitsu.tumblr.com/劇作家の岸井大輔はこれを自作の上演と位置づけ、11月1日から1月14日の開店期間を上演としています。
この作品終演の前に、さまざまな「演劇人」をお呼びして岸井大輔とのアフタートークをシリーズで「こどもkichi」よりユーストリーム生中継で お送りします。
また、毎日、「こどもkichi」の違う場所から中継し、映像を記録として残します。現場の雰囲気を少しでも感じていただければ幸いです。
2011年12月の5人のゲストに引き続き、2012年も以下5人のゲストをお迎えしてお送りします。

17時ーあきるまで(1時間程度)

@USTREAM 東京の条件 2011
こどもkichiアフタートークシリーズチャンネル(http://www.ustream.tv/channel/kodomokichi-aftertalk)(ネット中継のみです。現場で聞いていただくことはできません)

1月5日(木) 山田宏平(演劇家)http://bbkyamada.exblog.jp/
1月6日(金) 柴幸男(劇作家・演出家/ままごと主宰)http://www.mamagoto.org/
1月9日(日) 坂田尚(6.5/w主宰)テラオエヒト(俳優・ドイツ演劇研究・6.5/w)http://65w.jimdo.com/
1月11日(火) 松井周(劇作家・演出家・俳優/サンプル主宰)sampleb.exblog.jp

主催:東京都、東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)、一般社団法人プレイワークス

江戸川橋地蔵通り商店街とは?
東京メトロ有楽町線江戸川橋駅徒歩5分の地蔵通りは、昭和初期から続く下町の商店街。未だに活気があり、周囲に住宅や起業も多く、人通りも絶えません。買い物難民のためのバイク配達サービス『横町便』など、先進的なことにも積極的に取り組んでいる温故知新なまちです。商店街の名前の由来である子育て地蔵がまちの入り口にあって、いつも家族連れを暖かく見守っています。

『東京の条件』は、政治哲学者ハンナ・アーレントの主著『人間の条件』を戯曲とし、東京の現実の中で上演する(書いてあることにそって実際にやっ
てみる)ことで人の集まる場(公共)を生みだす現代演劇プロジェクト。劇作家岸井大輔の主宰する一般社団法人PLAYWORKSと東京アートポイ
ント計画のコラボレーションでお送りしています。http://tokyocondition.com/

「東京アートポイント計画」は、東京の様々な人・まち・活動をアートで結ぶことで、東京の多様な魅力を地域・市民の参画により創造・発信すること
を目指し、「東京文化発信プロジェクト」の一環
として東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団が展開している事業です。http://www.bh-project.jp/artpoint
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# by shu-mats | 2012-01-10 19:42
2012年 01月 03日

新年!

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

サンプルは今年もおそらく地味に活動を続けていくでしょう。
とは言っても、いわゆる普通の公演形態のみならず
様々なアプローチで皆様にタッチしたいと思います。

「人間」というジャンルがあるとしたら
その中にはあらゆる言葉の意味(例えば「愛」とか「運命」とか)が
ぎゅうぎゅうに押し込めてあって
しかも手垢にまみれている感じがする。
「無意味」という意味も同じく。

なので「人間のふり」というジャンルを再設定して
そこでの「愛」とか「運命」について
考えてみたいというのが多分僕の欲望の中心だろう。
「人間のふり」という「演技」をデフォルトにして
一体今まで私たちがどんなふうに振るまってきたかを考えるのはそんなに無駄じゃないと思う。
ここでは「無意味」ではなく「意味ありげ」という言葉が輝くかもしれない。

ややこしく聞こえたらごめんなさい。
つまり、生きることと演技することは同じだという
古くから言われていることの再検証です。

さて、今年の活動について
サンプルと個人の活動をいっしょくたにして書きます。

まずは2月17日からの『女王の器』があります。
こちらは今稽古中です。
女王とか器について考えていたら、
アイドルとか乗り物とかスペアのことを思い浮かべた。

それで、ちょうどユリイカの武富健治特集の原稿の話が来て
鈴木先生って「乗り物」的だよなあと思って
「<私>を乗りこなす免許」という文章を寄稿しました。
武富さんはベケットやハイナー・ミュラーも研究していたらしく、
本当はその辺にも触れることができればいいんでしょうが
ちょっと専門外なので無理でした。
ただ武富さんというか、鈴木先生における
「役割」と「演劇」という観点には触れていますので
是非読んでみてください。

メルマガも始めます!
サンプルの最新情報や僕やサンプルメンバーの情報を
月一回ペースで流して行きます。
ぜひご登録を!

あと、ラジオドラマも川崎で作りました。
これは1月13日から配信されると思います。
岸田國士の『カライ博士の臨終』をラジオドラマにしました。
いつものサンプルのメンバーや羽場さん、猪股さんに加えて、
藤一平さん、青年団の志賀廣太郎さん、山内健司さん、など
僕が今までお仕事(演出をするという意味で。俳優では共演してたりもするので)を
したことない人たちも参加しています(川面さんというインパクト大の人もいます)。
生と死の境というか、
人→動物→モノ(極端に言えば)のグラデーションが丁寧に書かれた戯曲です。
「死」を受容するのは一体誰なのか?という話でもあるかな。
自分で言うのもなんですが出来のクオリティは高いと思います。
是非聞いて欲しいです。

それから1月10日から日テレで始まる「ティーンコート」というドラマの
第七話の脚本を書きました。
剛力彩芽さんが主演の十代らによる公開裁判の話です。
僕の回はほぼ法廷のみの話です。
初めての映像脚本なので
どう書いていいかわからず、
途中頭が真っ白になったりしながら書きました。
ご覧ください。

それと、4月からは『自慢の息子』再演全国ツアー。
名古屋、三重、京都、北九州、東京、札幌と
6カ所をまわります。
劇場の空間に合わせて
作品が変化するように作るつもりです。
初めての方はもちろん、一度観た方でも楽しめると思います。

それ以外にも今年はいくつか企画を起ち上げようと考えています。
ご期待ください。
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# by shu-mats | 2012-01-03 00:23
2011年 12月 17日

アートパス2011

藝大の生徒たちが作った作品を発表する
アートパスが明日から始まる。

去年に引き続き、生徒たちにはオリジナルの作品を作ってもらった。
一応、「名前」から始めてフィクションを作るという課題を与えた。

名前から妄想してフィクションを立ち上げて欲しいという
ムチャと言えばムチャな課題だった。
これは台本を作るということとはちょっと違って、
グループで一つの名前を選び、名前から想像する人物像を貼り合わせて
創作してみて欲しいというもの。

演劇でもパフォーマンスでもダンスでも展示でもいいから
あるフィクションを作って欲しいという願いは
今日の通しを観て、きちんと生徒に伝わっていることが確認できた気がする。

完成度よりも「演劇」が起ち上がる瞬間の手触りのようなものを
感じることができた。

もちろん、完成度を明日までにあげることは急務だけれど、
それよりも「演劇」の可能性が垣間見えることが嬉しい。
頭がかたくないというか。刺激を受ける。

一般の観客が観ても面白いとは思うけれど、
演劇を始めようと思っている人に是非観て欲しい気がします。

17日(土)15:20開演
18日(日)16:50開演

会場:東京芸術大学千住キャンパス *入場無料

皆様お誘い合わせのうえ、ご来場ください。
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# by shu-mats | 2011-12-17 01:06
2011年 12月 02日

『女王の器』チケット先行発売!&羽衣ライブ出演!

いつの間にか12月で、ものすごく寒い。
サンプルの新作『女王の器』のチラシができました。
(横の画像です)
何だかわかるでしょうか?
じっと眺めてもらいたいチラシです。

そして、チケットの先行発売も始まります。
川崎アートセンターのインターネット会員先行の販売です。
(一般とユースが500円割引になります!)
詳細はこちらから
12月7日(水)正午からです。
一般発売は12月13日(火)からです。

それと、12月11日(日)19:30スタートのFUKAIPRODUCE羽衣LIVEー深井順子お誕生日LIVEにゲスト出演します。
まだどうなるかはわかりませんが一日だけのライブなので
わー!っと楽しみたいと思っています。
是非吉祥寺MANDA-LA2に観に来てください。

ラジオドラマもあるし、
もうすぐ『女王の器』の稽古が始まる。
色々準備しないと。

ふざけたもの作らないとなあ。
キリンジの『奴のシャツ』という曲に
「親父の通夜でからまれる」
という歌詞があって、いいと思った。
何とも言えない空気が出来上がるだろうな。

とにかく、戯曲を書こう。
たたき台としての。
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# by shu-mats | 2011-12-02 00:11
2011年 11月 05日

群像に小説書きました。演劇のことも考える。

群像12月号(11月7日発売)に『土産』という小説が載ります。
一年くらいかけて少しずつ書いていたのですが
最初とは全く違う話になりました。
これまで書いてきた話とも全然違うし。
突然変異というか、途中でがらっと変わってしまいました。

どんな感想を持たれるかわかりませんが
是非読んでみて欲しいと思います。

演劇について考えている。
というか、俳優について。
リアリズムでもそうじゃないものでも
とにかく、俳優が喋ったり動いたりするための資源を、
俳優がどこから持ってくるかはとても重要だと思う。

相手役の身体からでも観客からでも台詞でも音でも光でも小道具でも自分の記憶でもいいから
それらを動力源に変換してはじめて、
動けるし、台詞なども口にできるのではないかと思う。

たまに、そのような周りにある豊富な資源を全く使わずに、
シャットアウトして演技している人を見ると、
何と窮屈でもったいないことをしているのかと
残念な気持ちになる。
いくら器用にやってみせても貧しく見える。
資源が活用されてないので。

「もうどうにでもして!」と、自分で自分を舞台上に放り投げる勇気がある人は
まずは放り投げて、それから少しずつ足場を確認するように周囲との関係を作り出すのではないだろうか。
資源を発見しては次々に利用すれば自ずと道が開けていくような。
豊富な資源とあらかじめ決まった段取りをどんなふうにミックスさせられるか、
化学変化を起こせるかが勝負。
とにかく、まずは投げ出す勇気を持てるか持てないかが才能の分かれ目ではないかとすら感じる。

最近、芝居をたくさん観てて、いい俳優はたくさんいるんだなと再認識している。
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# by shu-mats | 2011-11-05 23:26
2011年 11月 02日

『最後の炎』エイチエムピー・シアターカンパニー、最近のことなど

フェスティバル/トーキョーがあるからもちろんだけど、
たくさんの演劇・ダンス・パフォーマンスがあって、
スケジュールを決めるのが大変だ。

色々な作品を観ていて、新しい刺激を受けている。
刺激される部分は、視覚、聴覚、思考、性欲などバラバラだ。
それが本当に気持ちいい。
観られなかった(観られない)ものもたくさんあるので悔しいのだけれど、
今やってるもので言うなら、
岡崎藝術座『レッドと黒の膨張する半球体』とロロ『常夏』と青年団『ソウル市民1919』は
観た人と感想を喋り合いたい作品だ。
刺激される部分は全然違うんだけれど、どの作品も確固たる世界をつくりあげていて、
「思い出し喜怒哀楽+思考」が促される。

もう終わった作品では『Kと真夜中のほとりで』、『トータル・リビング』、『甘え子ちゃん太郎』(この作品の涅槃度の高さは最高)などもそう。

さて、告知です。
これも楽しみなのですが、
エイチエムピー・シアターカンパニーがデーア・ローアーの『最後の炎』
川崎市アートセンターで上演します。
そして、そのアフタートーク(11月3日17時の回。長島確さんと一緒です)に僕も出ます。

演出の笠井さんとはほぼ面識がないのですが
新しい刺激になることを楽しみにしてトークにのぞみます。
デーア・ローアーの戯曲の語り口は独特で、コロスのようでコロスじゃない台詞などがあったりするので
笠井さんがどう演出されたのかも気になります。

是非観に来てください。
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# by shu-mats | 2011-11-02 00:05