サンプル日記

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2007年 07月 30日

台本の位置

初稽古で読み合わせ。

当たり前のことだけど、
台本を自分で読みながら書いている時と俳優に読んでもらう時では、
作家にフィードバックされる情報量がまるで違う。
後者の場合の情報量の豊かさはとても刺激的だ。
俳優それぞれの身体性がもろに出てくる。
台詞へのアプローチの仕方が気持ちいい。

僕は小学校の時、国語の朗読が大の苦手だった。
どもって言葉が出てこないのだ。
感情を込めてとか、強調してとか、はきはきととか、
言われれば言われるほど、言葉が震えてしまった。

でも、今思えば、そんな画一的な朗読の何と退屈なことか。

僕の目指す演劇はそれとは真逆にあるなあ。
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by shu-mats | 2007-07-30 00:42
2007年 07月 28日

顔合わせ

明日から『カロリーの消費』の稽古が始まる。
今日は顔合わせ。
キャスト・スタッフ含めて、このメンバーのポテンシャルは非常に高い。
あとは自分の問題。
稽古が楽しみ。
地味にゆっくり作る。
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by shu-mats | 2007-07-28 18:24
2007年 07月 20日

ざくろ屋敷

これだけは書かなくてはと思った。

『ざくろ屋敷』(監督:深田晃司)が素晴らしかった。
これは「画ニメ」という、絵を元に物語を語っていく
アニメーションのようでアニメーションとは全く違う表現だった。
絵の切り替えや明暗の調整、ズーム・イン、アウト、パンなどが効果的に使われていて、
全く飽きさせない。元の絵が繊細で美しいのでどこまでズーム・インしても見応えがある。

そして、何より人物だけが動くようなことがない。けれど不思議と動きを感じる。これは何なのかと考えると、観ている側が絵に没入することで自分の好きなように人物を動かしているのではないか?作品の「隙間」というか「遊び」の部分がたっぷりあって、しかもそれは怠惰なゆるみではなく、極めて緻密な構成の中に用意されたものであった。

音も良かった。台詞の抑制されたトーンや唾を飲み込む音や唇を開ける時の「ンパ」という音の生々しさも非常に効果的だったと思う。

ピアノを弾くシーンは圧巻であり、夢に出てきそうな甘美さと陰鬱さにあふれていて、目が離せないと言うより、画面を見たまま、自分の記憶を遡るような、ねつ造していくような不思議な感覚を味わった。

とにかく、この体験を自分の演劇に活かしたいと思った。
そう思わせてくれる作品に出会えたことはやっぱり嬉しい。

20日まで。

http://www.lagrenadiere.jp/
『ざくろ屋敷』HP
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by shu-mats | 2007-07-20 01:32
2007年 07月 10日

ゲーム

ゲーム、特にRPGをやっても最後まで解いた試しがない。
一番進んだもので、ラストのボス前のダンジョンだった。
どうしても途中で飽きてしまう。
たとえ攻略法があったとしても、やらないだろう。
あまりにもできることが限られていて夢中になりようがない。
裁判のゲームがあるらしい。
それは夢中になりそうだけど、例えば、児童虐待や監禁→暴行→殺害
といった事件を扱っているのだろうか?
XBOX360 のソフトはいつも面白そうである。
ギャングとしてなりふり構わず成り上がるとか。
そこに善悪の区別はない。
しかし、言い訳のように、「敵は悪人だからなぶり殺しても構わない」という
お題目を唱えてゲームを作らなくてはならない日本の状況は
逆におぞましい気がする。
一種の洗脳だ。
もちろん、売れなくては成り立たない市場なのはわかるけど、
グルーヴ地獄Vのようなソフト、ボールペンのキャップはめのバイトして金貯めてガチャガチャするような
ゲームがもっとあっていいと思う。
「何やってるんだろう、俺。これじゃバイトと変わらないじゃん」
と軽くうつが入るようなゲームはないだろうか?
そこから始まるゲームならどんなしょぼいエンディングでも感動すると思うのに。
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by shu-mats | 2007-07-10 01:51
2007年 07月 07日

鈴木先生

『鈴木先生』第三巻を買った。
一気に読んだ。

次の巻を楽しみにしている漫画ナンバー1が『鈴木先生』だ。
鈴木先生が担任しているクラスで起きる問題を漫画にしている。
問題を論理と経験によって、時には賭けに近い形で解決していく鈴木先生の行動に目が離せない。
しかも、それだけでなく、鈴木先生の妄想や自意識が調停者としての
自分の立場を揺さぶり、また、その暴走が起こる故に自制心のブレーキも強まるのだ。

第三巻も凄まじかった。
鈴木先生が問題に真っ正面からぶつかろうが簡単に問題は解決しないし、
妄想も暴走し、ついには身体に変調が起きてしまう。

ストレスというのはこうやってたまっていくんだなあと妙に納得してしまう。
この漫画の「笑い」は深刻さと直結していて、しかも劇画っぽい絵柄がそれを助長し、
とてつもない起爆力を潜めているので、電車で読む時には注意が必要。
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by shu-mats | 2007-07-07 03:34
2007年 07月 05日

エドワード・ヤン

エドワード・ヤンが亡くなったというのは、結構ショックだった。
新作まだかなあとずっと思っていたので。
『枯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』では、
少女の姿が目に焼き付いてしまい、まんまと少年目線で彼女を憎んでしまったし、
『ヤンヤン 夏の想い出 』では、
登場人物の描き方が中立的で、それは突き放した視点という意味じゃなく、
ほどほどに優しく、冷たいので、これまた全ての人に感情移入してしまったりした。
とにかく、全ての作品がずっと観ていたいと思わせるものだった。

年齢に関係なく、同時代の人だなあと思わせる監督の一人だったので、
もう新作が観れないと思うと、淋しいと同時に味方が一人いなくなるような
そういう気にもなる。図々しいけれど。
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by shu-mats | 2007-07-05 02:55
2007年 07月 01日

裁判員制度

告知です。
初めてラジオドラマを書きました。
裁判員制度についてのドラマです。
スタジオの討論の合間に流れるようです。

7月1日(日)19~21時生放送(予定)
TBSラジオ
「宮台真司と考える裁判員制度」

この2週間ほど、
ほとんどこの脚本にかかりっきりだったので、
他のことが滞ってしまっていた。
取り戻さなくては。
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by shu-mats | 2007-07-01 01:21