サンプル日記

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2008年 11月 19日

稽古始め

昨日は稽古始め。
まだメンバー全員揃っているわけではないけれど
読み合わせをして何となくの感じをつかむ。
というか、まだ台本が出来ていないので
ヒントをもらうためと言ってもいいかもしれない。

予想以上に面白かった。
これでいけるでしょう。
台本を早く仕上げよう。
今回はなるべく台本をきっちり作るつもり。

批評的・現代的「物語」とは何か?とか考えている。

・「物語」を共有できない人々の「物語」→メタ化
・「物語」の断片を遊び尽くす→メタ化
・「物語」の大量投入(記号化)→メタ化

こんなふうに着地点を考えるとどうしてもメタの視点が強くなるのだけど、
本当はそれは思考の内部のみで行われること、におわす、予想させることであって
演劇の一番の強みは、舞台上では、
「→」の部分で踏みとどまっていることなんだろうなとか思う。
具体的なことの集積が抽象化を予期させて寸止めで終われれば素晴らしいというか。

とにかく台本を書こうじゃないか。
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by shu-mats | 2008-11-19 00:14
2008年 11月 15日

冒険王

帰国してから時差ボケがひどくて
やっとこのごろ治ってきた。
高校演劇コンクールの審査員を初めてやったり、
大学の授業でチェーホフの『かもめ』の一部を生徒に読ませて
軽く創作をしてもらったりした。

高校演劇コンクールは色々考えさせられた。
普通の素直な子たちが
びっくりするくらい型にはまった演技をしていたりする。
その子そのものの良さとそれを殺すようなスタイルが
何かとても窮屈なものを感じさせてしまう。
でも、もちろん収穫もあって結構満足して終わった。

授業は想像以上にうまくいったかもしれない。
『かもめ』を生徒たち自身の普段使う言葉や身体性に馴染ませて
それを教室のあらゆる空間で演じてもらった。
俳優経験があろうとなかろうと活き活きと楽しんでるのがこっちにも伝わってきた。

そう、冒険王。
青年団の『冒険王』が15日から始まるのですが
20日の回のポスト・パフォーマンス・トークに出ます。
この作品には僕も出演していたので色々しゃべるつもりでいます。
二段ベッドが六角形に並んでいて、そこでわーわー会話するのが面白い芝居です。
飽きないと思います。
ぜひ観に来て下さい。
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by shu-mats | 2008-11-15 00:45
2008年 11月 01日

ヨーロッパ公演終了

ブリュッセルを吹っ飛ばして
イギリス公演もさっき終わった。

ブリュッセルの公演はブリュッセルの演出家と俳優による
『東京ノート』と並行して公演をしていたので
その違いがとても興味深かった。
間がない、とにかく。ブリュッセル版は。
でもそれが彼らの話し方だと納得できたので、
つまり面白かった。

後、運良く観ることが出来た、
ピーピング・トムの公演が良かった。
誰かに内容を話していると
庭劇団ペニノと近いかもと思ったりもするのだが
やっぱり違う気もする。
俳優もダンサーも老人も若者も美術も照明も音響も
併置されていてそれが有機的に絡まっている感触。
とにかく、主役の80才のおばあちゃんがいい。
おばあちゃん子としてはたまらなくフェチをくすぐられる。

イギリスの印象は
とにかく寒い。
大学の中で公演を行ったので
観客がとにかく若い。
彼らがどのようにこの公演を観たのかが気になる。
食いついてくる部分と退屈しているような部分の反応が明確で
こちらとしては豊かな退屈を味わって欲しいと思いながらも
なかなか伝わらない感じ。

イギリス公演の美術と照明が
普段の青年団のようで
水を得た魚のように演技がしやすくなる。
改めて俳優は環境に左右されることを思い知る。

とにかく終わった。
次の仕事にとりかかろう。
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by shu-mats | 2008-11-01 10:27