サンプル日記

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2009年 01月 27日

『伝記』終了

サンプル公演『伝記』終了しました。
観に来て下さった皆様、
どうもありがとうございました。

いやー、大変だった。
俳優にもスタッフにも相当の負荷をかけたと思う。
台本は改稿に次ぐ改稿で初日前まで変わり続けたので。

本当にすみませんでした。

とにかく、今までにないコスプレ演劇だったと思う。
「物語」を疑いながら「物語」を信じることを強いるような。
リアリティを担保するのは俳優の身体しかないようなもので、
俳優が「物語」を放棄すれば結構やれるかもしれないけど
それもしないで、と注文したわけで。

でも見事に俳優はその分裂状態を体現していたように思う。
自分が俳優としてやると考えてもなかなか手がかりがつかめないだろう。
だからかなあ、座組の雰囲気は凄く良かった。

それと、岸田戯曲賞はとれませんでした。
応援して下さった皆様、
本当にどうもありがとうございました。
まだまだこれからだと思っています。

明日からは『火の顔』の稽古。
シンプルに前のめりにやろう。
楽しみだ。
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by shu-mats | 2009-01-27 21:56
2009年 01月 23日

あと5回

残すところあと5回ですが、
毎公演、違う感覚に襲われるようなところがある。
自分でもよくわからない。
多分、言葉と俳優と空間の馴染み方が
大味のようで緻密で
その逆もあり、
自分の感覚が狂わされる。
遠近感も同じように狂わされるかも。

自分で創っているときはそう思わなかったのに、
いや、そう思って創っていたのを
忘れてたんだなあ。

これから追加公演。

まだまだ席もありますので
是非観に来て下さい。
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by shu-mats | 2009-01-23 13:35
2009年 01月 18日

三日目終了

なんかすごい化学変化が起きてるんじゃないか?
いや、派手に過激にということではなくて、
俳優が空間を、時間を掴んだり、掴み損ねたりすること全部を
楽しみ始めてる気がする。
まだまだ転がっていきそうな『伝記』、
是非観に来て下さい!

ここに来るまでがやたらと大変だったのだけれど、
そういうの全部忘れてる。

前田司郎君とのトークは自分から迷宮に踏み込んでしまったが
前田君の翻訳があって救われた。何で僕はあんなにバカなんだろう?

ドラマターグの野村君とのトークは台本完成までがいかに大変だったかの話。
観客にどれだけ伝わったかはわからないけれど、野村君という存在の貴重さはわかってもらえたかと。サンプルのみじゃなく、小劇場界においてというとこまで拡げたかったけどそこまではいかなかった。

フランケンズの中野成樹さんとのトークは実はもっともっと続けたかった。
原作を演出するときに方法論のようなものはなく、手触り、質感を、俳優と観客の間の了解事項としてどのように提出するかというような話はとても面白く、中野さんの実感が伴っていてわかりやすかった。

明日は14:30のマチネのみ。
いよいよ、前半戦終了か。
いや、まだまだか?
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by shu-mats | 2009-01-18 01:48
2009年 01月 16日

初日開けました

仕込みから初日までかなりタイトなスケジュールだったので
とにかく初日が開けて一安心。
芝居はゴツゴツした印象。
これを丸くするつもりはない。
けれど、誘爆というか、
次から次へと引火する感覚は欲しいかも。

今日はドラマターグの野村政之君と
ポスト・パフォーマンス・トークです。

明日はフランケンズの中野成樹さんと。

間もなく開場。
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by shu-mats | 2009-01-16 18:44
2009年 01月 05日

新年

明けましておめでとうございます。

全く新年の実感はないのだけれど、
というか、なかったことにして
稽古ばかりの日々です。

15日から本番です。
是非観に来て下さい。

二回くらい頭がパンクしているんだけれど
その度に面白くなってるはず。
多分、本番までに後何度か・・・

俳優はすごい。
適応力が素晴らしい。

15日と17日にポストパフォーマンストークがあります。
15日 前田司郎さん(五反田団)
17日 中野茂樹さん(中野成樹+フランケンズ)

一度話したかった二人なので、とても楽しみ。

詳細はこちらまで

それと、すばる2月号に「受け身」というエッセイを書きました。
読んでみて下さい。

サンプル:04『伝記』

作・演出 松井 周

<出演>
辻 美奈子(サンプル・青年団)
古たち 寛治 (サンプル・青年団)

羽場 睦子
申 瑞季(青年団)
中村真生(青年団)

石澤彩美
金子岳憲(ハイバイ)
三橋良平(乞局)
黒田大輔(THE SHAMPOO HAT)

<スタッフ>
舞台美術/杉山 至+鴉屋
照明/西本 彩
衣装/小松 陽佳留(une chrysantheme)
舞台監督/小林 智
ドラマターグ・演出助手/野村 政之
宣伝美術/京
宣伝写真/momoko japan
WEB/牧内 彰
制作補佐/三橋由佳、有田真代(背番号零)
制作/三好佐智子
企画・製作/サンプル・(有)quinada(キナダ)
提携/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
協力/青年団、(有)レトル、ハイバイ、乞局、ダックスープ、THE SHAMPOO HAT、シバイエンジン

<コメント>
人間の一生を圧縮してダイジェストにしたら、やっぱりそれは感動的だと思います。
誰かの産まれて生きて死んだ記録には、どこかで自分と繋がるものを感じるだろうし、もしかしたらその人の祖先や自分の祖先を想像したりするでしょう。その想像の線をずーっと遡っていくと、原始人とか微生物を越えて創造主にまで辿り着くかもしれません。いや、宗教の話ではなくて、宗教的感情は誰にでも起こり得るということです。
完璧な伝記とは僕にとってはそのような宗教的感情をもたらすものだと思うのです。もたらさないとしたらもたらすように作り替えることも必要かもしれません。
そんな目的のために集まった人々の話を書きたいです。
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by shu-mats | 2009-01-05 17:34