サンプル日記

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2010年 05月 27日

修行の終わりとニューヨークタイムズ

日本に帰ってきました。
やっと修行が終わったという感じ。
最後までディスカッション漬けの日々だったなあ。
最後の最後にチェルフィッチュのリハーサルを
観られたことが何だかとても嬉しかった。
今回のクンステン・フェスティバルの
目玉の一つだと十分に納得できるものだと思った。

生者と死者の交わる、儀式のような演劇だと
改めて感じた。

それとは全然関係ないのだけれど
ニューヨークタイムズに
僕の紹介記事が結構大きく載った。

インタビューを受けたのは3月の終わり頃だったか。
載るかどうかわからないという感じで
僕もあまり気にしていなかったのだけど、
いきなり今日載ることになった。
素直に嬉しい。
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by shu-mats | 2010-05-27 22:35
2010年 05月 21日

続・修行の続き

今日は朝からまずは自分の好きな曲を一曲選んで
皆に聞かせるというワークショップ?のようなものから始まった。
ほとんど迷わずに大貫妙子の「When I met the grey sky」を流したら
何か評判が良かった。
海外に行くと何故か聞きたくなる曲。
その後ディスカッションやら、サイコ・ドラマ?ワークショップなど
今日も盛りだくさん。
昨日観た"muur"という芝居は野外で行われ、観客は無線のヘッドフォンをして観るものだった。
SF。荒れ地に集まった四人の子供が壁を作って(ベルリンの壁のように)、その外側に住み、
そして老人になったところに、新たに四人の子供が現れて会話をするという物語。
すごく面白そうな設定だと思ったけれど、
枯れた老人とピュアな子供という図式がかなり露骨で、別の物語を貼り付けられない窮屈さに戸惑う。
しかも、孤独な人達のはずが、観客がまばらに周りを囲んでいることもあって、
そのようにも見えない。
あと、ヘッドフォンで聴いているために、環境音(例えば飛行機の音)をシャットアウトしようとしてしまい、
野外であるのに、サイト・スペシフィック・シアターから遠ざかっているような感じも。。

つくづくチェルフィッチュがどう受け止められるのか気になる。
あの文脈は唯一無二で、どこでやっても力強いだろうなあ。
あそこまで人間を突き放していながら、惹きつけて放さない引力を持つ表現もなかなかないだろうと思う。

でも、観られない!
その前に帰ってしまうから。

岡田さんの紙芝居も観たいのに観られない!

明日もディスカッションだよ、ずーっと。
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by shu-mats | 2010-05-21 07:44
2010年 05月 19日

修行の続き

今日も朝10時から18時過ぎまでディスカッションをして
その後、ロドリゴ・ガルシアのパフォーマンスを観た。
今日はセゾンの久野さんが見学に来た。
ディスカッションでは全神経を使って英語を聞いているのだけれど
70、いや80%くらいわからないかもしれない。
喋るときにも口が引き攣ってどもっている。
もうどうにでもしてーという感じ。
孤独とか感じる暇もない密度の濃さで日々が過ぎる。

ロドリゴ・ガルシアのパフォーマンスは二本あったのだけれど
どちらも刺激的だった。
今日のはおとなしめで、先日観たのは割と過激。
どちらもテキストはわからなかった(言葉がわからず)が
フェティッシュな快感があった。

何か油っぽいものに手を突っ込むとかミルクとかにまみれるとか
メッシーなことって、観客の心をほぐすよなあと思った。
でもパフォーマンスが半分ほど過ぎると
それに慣れてきて、その時に感じた倦怠感と
テキストがどう絡んでるかが気になる。
パフォーマーのエネルギーの放出の仕方がすごく突発的で
スイッチのオン/オフ切り替えのようだった。
ゾンビ的でもある(本能で動いてるのか人間時代からの慣習で動いてるのかわからない)けれど
段取り的でもあって。
僕としてはパフォーマーが舞台上にある物や音に引っ張られていくプロセスをもっと感じたかった。

何かやたらとカタカナが多いのは、これをきっとディスカッションで喋ることができるようにするためだ。

今日は嬉しいことに午後からの観劇のみ!
でも日本から持ってきた仕事をやらなくてはならないので
結局ホテルにこもっている。

観光は劇場と劇場を行ったり来たりする間のみ!
どこにも寄れない。
ムール貝とワッフルぐらいは食べたいのに。

あー、でも今日の昼はフリーなので
青年団のみんなが「いせや」と呼んでる立ち飲み屋に行こう!
ホテルの間近にあるのに、全然行けなかったから。
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by shu-mats | 2010-05-19 16:33
2010年 05月 16日

ベルギー

ただいまベルギーのブリュッセルに滞在中。
クンステンフェスティバルを観まくるという
プログラムに参加している。
若手(僕は若くないが)のアーティストが
作品を観て意見を交換するというプログラムだ。
全部英語でディスカッションをするという
僕にとってはメチャクチャハードルの高いプログラムだ。
初日でもうぐったり。
作品も三本観たしね。

京都の橋本さんや相馬さんと会う。
落ち着くー。
相馬さんとヨーロッパで会うとは感慨深い。
今度会ったら、フェスティバル/トーキョーのまとめ本が面白いと
言おうと思っていたのに
ただ愚痴をこぼしただけになってしまった。

明日も朝10時から夜10時くらいまでびっしりとスケジュールが詰まっている。
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by shu-mats | 2010-05-16 07:38
2010年 05月 07日

ハコブネ振り返り

ハコブネの振り返りトーク
プロデューサーの能祖さんとドラマターグの野村君と
東京公演の最終日バラシの最中に行いました。
結構中身が濃いので
是非読んでみて下さい。
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by shu-mats | 2010-05-07 22:32
2010年 05月 07日

劇評セミナー

明日は劇評セミナーがアゴラ劇場で行われる。
佐々木敦さんと話せるのも楽しみだし、
岩井君や多田君などと劇評について話すのも初めてで
どんなになるか予想がつかない。

僕自身劇評を何本か書いているのだけれど、
いつもとても悩む。
僕は結局このように観た、以上のことをなかなか言えない。
座標軸を持っていないからだ。
その座標の中に作品を置いていく作業ができない。
じゃあ、どうするのかと言うと、
物語を創るように
記憶を再編集して
実はあの時こんなことが起きていたのではないかという
推論をたてていくという感じになる。

つまり、僕は自分の中で
ある作品をもう一度作り直していく作業をしているような気がする。
そうすると、あの場でリアルタイムで感じていた印象と変わるかというと
そういうことでもなく、やっと言葉に出来たという感じなのだ。
でも一抹の後ろめたさもある。
自分の誤読、語観に基づいて
文字を連ねるわけだから、その作品から離れていく可能性もあるわけだ。
でもまあそれがインスパイアされるということだから
それでいいという思いもあって。

それとは関係なく
もうすぐベルギーに行く。
クンステン・フェスティバルを観に。
これは本当に嬉しい。

台本も書いている。
あまりにも先が長くて
前も後ろも見えない感じ。
ゆっくり書く!
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by shu-mats | 2010-05-07 22:10