サンプル日記

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2010年 10月 25日

歓待

明日の20時の回で終わってしまうのだけれど
東京国際映画祭で上映される『歓待』は素晴らしかった。

たまたま黒沢清の『黒沢清、21世紀の映画を語る』を
読んでいたら、こんな箇所があった。

「もっと大胆に言うと、映画の外側に世界がひろがっていて、そこは暴力で満ち溢れている。映画は原理的にそこから逃れられない。そんなことは実は百年も前、映画誕生のときからわかっていた、わかっていたのに何もしてこなかったことの責任を、今こそとらねばならない。そういう認識に立った映画を二一世紀の映画と呼びたいと思います。」

この定義に照らし合わせるなら、まさに『歓待』は21世紀の映画だった。
映画の外側と内側の境界線を越える、
またはひっくり返す、ぼやけさせる映画だったということだ。
集団が内側に向かって団結力を高めようとすれば、外側を排除し、
外側に向かえば内側がカラッポになるような
何かに加担しないようにしながらも知らずに手を汚しているような
常に色んなベクトルに引っ張られてぐらぐらしながら
やっとのことでどうにかしている人間たちの映画だった。

是非観て欲しいです。

そういえば『ヘブンズ・ストーリー』も観たかったんだ。
何か独特の体験ができそうな予感がするので。
中原昌也のレビューを最高だったし。
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by shu-mats | 2010-10-25 23:53
2010年 10月 15日

群像

今月の群像に
「私のベスト3」というお題で書きました。
古井由吉、深沢七郎、大江健三郎の小説の
好きな場面のことを書いています。
是非読んでみて下さい。
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by shu-mats | 2010-10-15 23:09
2010年 10月 06日

岡崎藝術座プレビュー公演

今度は岡崎藝術座のプレビュー公演のアフタートークに出ます。
プレビューはすごく楽しみ。
神里君の作品の制作過程はたとえ理解できなくても
なんだか風通しが良さそうで、透明で心地よいんじゃないかと思う。
トークはどうなることか。
神里君自身が面白すぎるので彼のペースに巻き込まれないようにしないと。

是非観に来て下さい!
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by shu-mats | 2010-10-06 07:50
2010年 10月 05日

映画上映会!

今夜はこの映画上映会のアフタートークに出ます。
このメンバーが集まれば、
そりゃあ面白いものが出来るだろうなあという期待で
いっぱいです。
是非!

* * * * *

■中村真生、車破損チャリティー上映会■
2010年10月2日(土)〜5日(火)@アトリエヘリコプター

【映画制作ワークショップで制作した作品(順不同/各作品:15分前後)】
前田司郎監督『こころ食堂』
撮影・録音・編集・出演:前田班[梅里アーツ、木引優子、黒田大輔、立蔵葉子、坊薗初菜、星野美穂、吉田亮]+今泉力哉

岩井秀人監督『金庫襲撃』
撮影・録音・編集・出演:岩井班[石澤彩美、金子岳憲、平原テツ、藤木やよい、森岡望/撮影:真山俊作]

江本純子監督『ブルーハワイ』
撮影・録音・編集・出演:江本班[近藤強、齋藤拓、田中伸一、鄭亜美、成田亜佑美、兵藤公美、福士史麻]

中村真生監督『日常』
撮影・録音・出演:中村班[坂口辰平、永井若葉、端田新菜、古市海見子、山本雅幸/撮影:河村竜也/録音:重岡漠/記録:仲田佳世]

【講師作品・特別上映】

今泉力哉監督/新作・初上映『足手』(20分程予定)≪出演:芹澤興人、関口崇則、川崎麻里子 他≫

深田晃司監督/国内初上映『自転車と音楽』(6分)

【タイムテーブル(上映会終了後、トークショー開催)】
10/2(土)19:30[ゲスト:前田司郎氏(五反田団)+岩渕崇氏(江本班・講師)]
10/3(日)15:00[ゲスト:藤原ちから氏(「エクス・ポ」&フリー編集者)]
10/3(日)18:00[ゲスト:今泉力哉監督(前田班・講師)]
10/4(月)19:30[ゲスト:江本純子氏(毛皮族/劇団、江本純子)+深田晃司監督(岩井班・講師)]
10/5(火)19:30[ゲスト:松井周氏(サンプル)]
※受付開始は上映開始の40分前・開場は20分前

※10/3(日)15:00/18:00の回は、アトリエ下の作業音が多少響く可能性があります。ご了承ください。

* * * * *

「中村真生、車破損チャリティー上映会によせて」
前田と申します。演劇が趣味でなくなって、小説も趣味でなくなって、趣味が減ってしまいました。
そんな時、最近はビデオで映画が撮れるという噂を聞き、さらに、自分のシナリオが映像になる機会が増えてきたこともあり、ちょっと趣味で映画でも撮ってみようと思ったのです。
で、どうやって良いか全くわからなかったので誰かにワークショップをしてもらおうと思ったのが発端でした。
中村さんや深田さんに相談して、「じゃあやろう」となり、岩井さんや江本さんを巻き込み、今回のWSを開催したのです。
映画を愛するプロの方に講師をお願いしました。これは、おべっかではなく、本当にラッキーなことに、とても良い講師の方々が
集まり、受講者も舞台俳優や映像を中心にやってる俳優や、よくわからない人が集まり、かなり面白いことになったのです。
四日間のWSで内容は、一日目にシナリオを作り(監督役の前田・岩井・江本・中村を中心に受講者と話し合い作る)、
二日目に撮影し、三日目と四日目に編集し、四日目の終わりに上映会をするという強行スケジュールでした。
何回かの徹夜の末、無事四本の映画が完成し「え、これ、結構良い出来じゃない?」と思えるような出来になりました。
「いやー、無事に終わってよかった」などと話している時、中村真生の目に光るものがありました。
その涙は美しかったのです。しかし、美しい涙の裏には恐ろしい事実が隠されていました。
機材を搬入する時、他人から借りた車をぶつけ、ドアが開かないくらい凹ましていたのです。
そして、その修理費20万円。
中村は自腹で払うつもりでした。しかし、一介の貧乏俳優に20万円はとても大きいのでした。
そういったわけで今回のチャリティー上映会を開催する運びとなったのです。
「ふざけんな」と思わない心優しい方に見に来ていただきたい!

四本の映画はそれぞれ前田・岩井・江本・中村が監督役をやり、
俳優が変わりばんこに撮影したり出演したり録音したりしたものです。

ホラーあり、実験映画あり、まあ、四本とも実験映画ですが。
それに、今回は講師の方々の映画も一緒に上映させていただけることになりました。
舞台の人が映画を撮ってみたらこんなことになったというサンプルとしても
楽しんでいただけるかと思います。

前田司郎(五反田団)


* * * * *

【会場】アトリエヘリコプター
東京都品川区東五反田2-21-17
JR山手線大崎駅より徒歩7分、またはJR山手線・東急池上線・都営浅草線五反田駅より徒歩10分
※会場には駐車場・駐輪場がございませんので、ご来場の際は公共交通機関をご利用ください。

【チケット】
予約:1,500円 当日:1,800円
(全席自由席・整理番号付)
http://481engine.com/rsrv/webform.php?sh=2&d=dc1c3fd86a

【お問い合わせ】
こまばアゴラ映画祭実行委員会
komabaagora.ff@gmail.com
080-5096-6924(木元)
http://twitter.com/komabaagora_ff

【上映会スタッフ】
企画:前田司郎
制作:中村真生
当日運営:ワークショップ参加者
制作協力:木元太郎
協力:アトリエヘリコプター シバイエンジン (有)レトル ダックスープ

【映画制作ワークショップスタッフ】

講師(五十音順):

板倉善之[映画監督:代表作に『にくめ、ハレルヤ!』]
今泉力哉[映画監督:代表作に『微温』『最低』]
岩渕崇[助監督]
黄永昌[録音・整音:『ヘヴンズ ストーリー』『TOCHKA』等]
平野晋吾[撮影:『ジャーマン+雨』等]
深田晃司[映画監督:代表作に『東京人間喜劇』『ざくろ屋敷』]

撮影・録音・編集・出演:ワークショップ参加者
監督役(順不同):前田司郎(五反田団) 岩井秀人(ハイバイ) 江本純子(毛皮族/劇団、江本純子) 中村真生(青年団)
企画:こまばアゴラ映画祭実行委員会[深田晃司 中村真生]
協力:アトリエヘリコプター
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by shu-mats | 2010-10-05 13:45