サンプル日記

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2011年 07月 26日

『WWW(ワンダフルスリー)』アフタートーク

『文学盲者たち』のリーディング公演も終わりました。
ご来場くださった皆様、ありがとうございました。
一日だけの公演でしたが、サンプルの作り方の一側面を観ていただけたように思います。
言葉と身体のスリリングな関係を面白がっていただけたのではないでしょうか。

今は小説などを毎日書いている日々。
少しは余裕があるかと思ったけれど
ほとんど芝居も観ることができていない。

松田正隆さんの京都での作品を観たかった。
三箇所ぐらいで同時か次々にか、で行われたはず。

そのテキストはダウンロードできるので
読んだ。
切り詰めていながらも
ものすごく想像が膨らむテキストで
フィクションの力を感じた。
一つのテキストが幾つかの読まれ方を許容しているように感じるとき、
それはとても豊かに思う。

テキストに遊び(幾つかの読まれ方を許容している)はあり、しかし、
実際の上演ではある一つの読まれ方、発語のされ方をしたときに
観客の想像力は閉じられてしまうのか、それとも、
あらゆる可能性の中の、ある一つであることに
開かれつつ閉じるのかで感じ方はかなり変わるだろうな。

さて、7月29日(金)の
『www』19:30の回のアフタートークに参加します。

先に送っていただいた樋口ミユさんの戯曲を読んで、
これはチャレンジングで面白い作品だと思いました。
多面的に読むことが可能な戯曲だと。

棚瀬さんがどのように演出するのかも含めて
とても楽しみです。

もしお時間がございましたらぜひどうぞ!
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by shu-mats | 2011-07-26 17:33
2011年 07月 20日

『山羊…それって…もしかして…シルビア?』

本日、文学座アトリエ公演『山羊…それって…もしかして…シルビア?』
アフタートークに出演します。

この戯曲は2004年に青年団で上演されていますが
今回は『パイドラの愛』(作:サラ・ケイン 演出:松井周)の翻訳をして、出演もしていた
添田園子さんが新たに翻訳をしています。

『山羊…それって…もしかして…シルビア?』は
かなり面白い戯曲です。
70代で書いた戯曲とは思えないほどです。
枯れてないというか、むしろ、沸騰するほどテンションの高い戯曲です。
老人を安心させないというか、破滅させてしまうほどの。

今日は演出の鵜山さんや野田学さん、添田さんと
「不条理」について語るトークです。
この戯曲は「不条理」なのかどうかはわかりません。
そもそも「不条理」って何?
って話になるかもしれません。

お時間のある方は是非どうぞ!


<公演詳細>
●信濃町・文学座アトリエ  (地図)
2011年7月15日(金)〜30日(土)
●アフタートーク
20日(水)
松井周(劇団「サンプル」主催/2011年岸田國士戯曲賞受賞)
野田学(明治大学文学部教授)
鵜山仁
添田園子

26日(火) 出演者+鵜山仁
  
前売・予約開始●2011年6月4日(土)

臨時会員券(全席指定・税込)
● 前売・電話予約4,000円   当日4,300円
※当日券は開演の3時間前より03-3353-3566
 (文学座当日券申込専用)で予約を承ります。
ユースチケット2,500円(25歳以下、取扱い文学座のみ)
※ご観劇当日、年齢を証明するものをご持参ください。

お願い
● 未就学児のご入場はご遠慮下さい。
● 車イスでご来場のお客様は、必ずご観劇前日までにご購入席番を文学座までご連絡下さい。
● 劇団窓口にいらっしゃる方は必ず事前にご連絡下さいますようお願い致します。
チケット取り扱い
● 文学座チケット専用 0120−481034(シバイヲミヨー)
(10時〜17時30分/日祝を除く)
● チケットぴあ 0570−02−9999(Pコード 412-672)
● e+(イープラス) http://eplus.jp/bungakuza/(PC・携帯共通)
● オンラインチケット(Gettiiより)

お問合せ
● 文学座 03−3351−7265
(10時〜18時/日曜・祝祭日を除く)
メールアドレス内の*を@に直してからお送りください。
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by shu-mats | 2011-07-20 09:36
2011年 07月 17日

『ゲヘナにて』終了、『文学盲者たち』始まり!、『即興の解体/懐胎』書評!

もー、何だろう?

『ゲヘナにて』にご来場下さった皆様、ありがとうございました。
今回は更なるジャンプを、と思って挑んだ作品でした。
実は物事って点滅しているだけで、失ったモノも度々現れるし、
そこに在るモノも時々消えてしまうということを全部一緒にしてみようと思って
作った作品でした。
そう考えると、生と死の境目も過去と未来の境目も他の色んな境目もぼやけていくような。
そして、人間からの視点で描きたくなかったので、きっと猫の鳴き声を多用したのだと思う。
本当はもっとモノの視点を使って五百年単位とかの話ができればなあ。

『文学盲者たち』は明日からです。
ドイツ文化センターでやります。
リーディング公演における俳優と言葉の関係がよくわからなかったのですが
今回は洗練よりも泥臭くと考えて作ってます。
俳優が言葉を噛んで、食べて、吐き出す時に、身体を貫く感覚があるとしたら、それを追求してみようと思って作ってます。

是非観に来て下さい。
14:30の回は売り止めですが
19:00の回はまだ余裕があります。

書評を書くために『即興の解体/懐胎』(佐々木敦・著)を
『ゲヘナにて』の稽古中に読んでいたのですが
何かやたらと創作意欲を刺激されて
アドリブの稽古(語義矛盾?)をしたくらい
面白かったです。
新潮の今月発売号に載っています。
是非読んでみて下さい。

よし!明日一日前のめりで行こう。

よろしくお願いします。
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by shu-mats | 2011-07-17 01:42
2011年 07月 04日

ポストパフォーマンストーク追加!


今回の作品について
なるべくさっくばらんに観客の皆様と向き合う時間が持てたらと思い、
急遽僕(松井周)一人でのポストパフォーマンストークを追加することにしました。

7月
5日(火)19:30の回終演後
6日(水)14:30の回終演後
9日(土)19:00の回終演後

に行いますので、その回をご覧になった方は
ぜひお付き合い下されば幸いです。

質問に答える(答え合わせのようでなく)のでもいいし、
僕がコンセプトを話すのでもいいですが
あまり肩肘張らないスタイルでできたらいいなと思っています。

今回の作品はサンプルのこれからの方向や
「そもそも演劇って何?」ということを形にしたものなので
お客さんがそれぞれ思ったことをぶつけてもらえれば
嬉しいです。

よろしくお願いします。
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by shu-mats | 2011-07-04 16:22
2011年 07月 04日

『ゲヘナにて』3日目終了

あっという間に3日目が終わった。
色々あるけれど、順調。

昨日、映画監督の古澤健さんとのトークで
シーンの断片が舞台上に散らばっているという話になった。
それは映画で言うと、撮ってきたバラバラのフィルムと同じであり、
古澤さんは編集するようにつなぎ合わせて物語を作っていったという感想だった。

僕は自分がやろうとしていることそのものずばりを言われてしまったので
相づちを打つばかりになってしまった。

古澤さんはその物語はあくまで自分が辿った物語なので
別の席で観ればまた違った物語が膨らんだろう、と。
そして、例えば別々の日に別々の席で観た者同士が
語っても全く違うものを目撃したかもしれないという話だった。

初日のトークゲストである岩井君(ハイバイ)はもっとわかりやすくてもいいのでは?というか、
何でこうぐちゃぐちゃになってしまうのか不思議に感じていたようだし、
また、今日のトークゲストの三浦君(ロロ)は舞台上のモノや人がカオス状態のようでありながら
決して混ざり合わないことに言及していた。

どれも嬉しかった。

僕は、「物語」は作者が作るものという神話から逃れたい。
受け取る者のフィルターで「物語」は作られると
もっと言っていきたい。
そのためにはもっと中途半端になって
未完成で、すき間で、生々しくありたい。

しかし、僕自身も一個のフィルターでもあるので、
物語りたい欲望もふつふつとわく。

ドラマ演劇を続けるのか、反(ポスト?)ドラマ演劇を目指すのかという
区別で考えるとわかりやすいのだけれど、
でも僕はどちらも好きだから、その中間ぐらいでいきたいと思ってしまう。
簡単に割り切れない。
その割り切れなさは中途半端さであるかもしれないけれど
行けるところまで行ってみたい。

この作品は日々変化します。
進化でも、退化でもなく。
結合と分離。
フィクションがたちあがる現場を観て欲しいと思います。

明日は休演日。
とにかく、休もう。

『ゲヘナにて』
明後日から10日まで。
チケットはまだございます。
是非観に来て下さい!
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by shu-mats | 2011-07-04 00:11